■ マザーボード
MasterFrame 700にはさまざまなサイズのマザーボードを搭載することができます。最大で14×14インチのSSI-EEBマザーボードに対応しています。
※SSI-EEBマザーボードを搭載した場合、本格水冷ポンプ&リザーバー用設置スペースが利用できなくなります。
この場合、ポンプとリザーバーの組み合わせは、ラジエーターに直接取り付けることをお勧めします。
■ ストレージ&電源サポート
MasterFrame 700は、完全ツールレスシステムを採用し、3.5インチドライブでは最大4基、2.5インチドライブでは最大7基の搭載が可能です。
※ドライブベイのうち4台は3.5インチ/2.5インチ共用です。
また、背面にはATX電源を2基搭載可能で、2つの電源を必要とするシステムや、オーバークロックなど高負荷な作業にも対応できます。
■ 冷却
「オープンエアーモード」では280/360mmラジエーターを両サイドのウイングに設置できます。
「テストベンチモード」ではさらに360/420mmラジエーターをCPUソケット付近に設置することができます。
また、マザーボードトレイの右側には本格水冷ポンプとリザーバー用の設置スペースが設けられており、
さまざまな冷却システムを搭載することができます。
■ フリクションヒンジ
頑丈なヒンジにより、サイドウイングを好みの角度にスムーズに調整することができます。
また、ヒンジのテンションは付属の六角レンチで調整することが可能です。
ウイングの動きを軽くするために緩めたり、サイドウイングに重いパーツを取り付けるために固く締めることができます。
■ パノラマ強化ガラス
特大のパノラマ強化ガラスによって、「MasterFrame 700」はハイエンドパーツや本格水冷システムのショーケースに早変わりします。
■ VESAマウント内蔵
MasterFrame 700は、100×100mmのVESA規格に対応しており、壁に取り付けることができます。
本格水冷システムやハイエンドパーツを壁に飾って楽しめます。
※必ずVESAの重量基準をご確認ください。総重量が14kg以下のシステムのみを壁掛けすることを強く推奨します。
使用環境によって最適な設置方法が異なります。VESAをご利用になる前に、設置条件を事前にご確認ください。
■ オープンエアーデザイン
オープンエアーの特性として、システムの全てのパーツに新鮮な空気を無制限に供給することができます。
冷却ファンを増設することで、エアフローの吸排気方向をコントロールし、性能低下の要因となる熱の再循環を防ぐことができます。
■ テストベンチモード
MasterFrame 700はモジュラー設計を採用しているため、横置きにすることでテストベンチモードに変形できます。
冷却パーツや電源ユニットはマザーボードの範囲の外に設置されているため、パーツの干渉を気にすることなく作業を行うことができます。
サイドウイングをCPUソケットとグラフィックカード側に向かって折りたたむことで、エアフローを熱源に集中させることができるため、
特にオーバークロックに最適です。ウイングには、トリプルファンラジエーターや、その他の部品を取り付けることができるほか、
ウイングの可動範囲が広いため、冷却装置を取り外すことなく、簡単にパーツを交換することができるようになっています。
■ カスタマイズ性を重視した設計