「半導体不足」
の影響という言葉をよく聞くようになりましたね。
担当Mです。
今月、引っ越しをしました。引っ越しを機会に壊れかけている家電話を買い換えようということに。
街の電気屋さんへ行くとびっくりどこも売り切れ。入荷見込みがないとのこと。
今どき家電(FAX、子機付き)買う人なんていないと思っておりましたが、人気というよりは半導体不足の影響をモロかぶりしているそうです。
我が家ではとりあえず壊れかけのレディオならぬFAXを使うしか無いようです。
さて、本題のLANカードです。NIC(ネットワークインターフェイスカード)と言ってみたりネットワークカードと言ってみたりもございますが、弊社では基本的に同じものです。
LANカードにも「半導体不足」の波が押し寄せてきております。
「津波」と表現しても良いかもしれません。
納期問題
2021年11月発注しているインテルのNICの納期がようやく付きました。
「2023年1月」
です。約60週でございます。ありがとうございました。
価格問題
納期だけでなく、価格も大変なことになってます。夏に発注したLANカードが10月に入荷してきたのですが、価格が数十%上がって納品されました。
パソコンパーツはびっくりするくらい利益少ないのに超大赤字になります。幸い在庫用や納期かかりすぎてキャンセルになった製品だったので事なきを得ましたが、注文後に大きく価格を変えるのやめてほしいです。マジで
終息問題
インテル社製 X550、X540等、1ポート、2ポートのラインナップ製品は1ポートが終息になりました。入荷価格は大差なかった(リベートの関係らしい)ので特に問題はないかな。
結論
インテル社製LANカードは来年にならないと入荷がなさそう。生産前倒しなどがあれば入荷の可能性もある感じですが、価格も不安定だし予約とか受発注は厳しいですね。10G等高速モデルだけでなくI350T2やT4等のギガビットも納期かかっていますのご注意を
宣伝
オリオスペックではノーブランドと言うネットワークカードブランド(ブランドと言うより呼び方)を立ち上げております。
「国内に10GbEを普及させたい」
気持ちからX540やX550の安価なサードパーティカードを販売していましたが、2019年にはもう一歩踏み込んで自社製品を取り扱うようにしました。
「10GbEのLANカードで6千円を切る!」
多分、店頭販売で通常価格としては最安値です。6千円を切るモデルはSFP+接続なので一般向けとは言い難いですが、RJ45のNB-INT-X520T1-Sも約8千円で大概な価格だと思います。
発売当時約6千円の NB-INT-X520DA1-S も為替や送料の都合で税込 6,930 円(2022年1月)と少し価格変更させていただきましたが、月に100枚出ることもある人気商品のため、上げ幅を押さえさせていただいております。
昨年後半には
ノーブランド NB-AQC107T1-S Marvell AQtion AQC107 搭載 10GbE RJ-45 1ポート
を税込 6,930 円で発売。
同等品が8千円台のなか、6千円台で販売するチャレンジをさせていただいております。
棒大手IT系ニュースサイトなどで間違った取り上げられ方もしていましたが、ノーブランドシリーズは無名メーカーの製品を仕入れているわけではありません。設計修正なども依頼して作ってもらったりしている工場直送製品です。
ノーブランドシリーズのお話はまた今度詳しく。