祝 リリース。お待ちかね! 世間がざわざわしてる I-O DATA 「Soundgenic」の登場です

STAFF :  S弐号

先日、I-O DATAさんの新製品「Soundgenic」のイベントを開催致しました。発売前から各所で話題になっておることもあり、大変多くの皆様にご参加頂いた次第です。誠にありがとうございました。

 

 

 

この折「Soundgenic」についてご説明頂いたI-O DATA開口さんのコメントを含めて、少々製品のご紹介をしたいな、と思います。暫しの間お付き合い願いますと幸いです。

 

「Soundgenic」、とっても小型で、且つリーズナブルな価格が売りの、いわゆる”オーディオ用NAS”に当たります。同種の製品としますと、I-O DATAさんでは三作目に当たるそうでして、カルト的人気を誇る「RockDisk For Audio」の後継機に当たります。

 

 

PCオーディオやネットワークオーディオのジャンルにおいてオーディオをターゲットにしたNASは、上記のRockDisk For Audioを含めて他社にもいろいろ存在していたわけです。では、「このジャンルにおける既存製品とは何が異なるのか?」 関心が湧きますよね? そこで、Soundgenicにおいて押さえるべき内容を。ポイントは、「USBDACを直結した形でのプレーヤー機能の充実化」、そう指摘できます。Soundgenicが実装したプレーヤー機能を体験しますと、これは従来の”ストリーミングサーバ機能+おまけ的USBDAC直結機能”の姿とは明らかにレベルが違っておりまして、同じくI-O DATAさんの上級モデルにあたるfidataと同列の域に至ります。

 

ちなみに現行fidataよりも開発世代が若い事もありまして、CPUやメモリのハードウェアリソースはより新しくなっております。故に、「快適性はそれらよりもさらに向上していますよ」と開口さんは仰います。”プレーヤー機能の充実化”をして、「SoundgenicはNASとは呼びたくありません。”ネットワークオーディオサーバ”です」と明確に区別なさるわけです。

 

▽「オーディオ視点で求めると “出来ることいっぱい” な、I-O DATA Soundgenicの三本の柱」

 

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・配信サーバ機能: Twonky Server8 ネットワークプレーヤー対象ではもうお馴染み。安心な業界標準です!
・再生レンダラー機能:USBトランスポート機能(USBDAC直結機能)  同種製品と比較して、ここが特に充実!
・コントローラ機能:fidata music appコントローラ機能(現在iOS用のみ提供) OPENHOMEにも対応しています! Androidも使い慣れたOPENHOME対応コントローラでOKです。

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さて、fidataと同列というならば、その他の機能も充実してもらわないと看板だおれになりますよね。ご安心ください。Soundgenicは、以下の機能にもしっかり対応しています。安いNASだからって、オーディオ目的の機能に対して我慢する必要は無くなったことが本当に朗報なんです。

 

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・ドライブ直結によるアキュレートリッピング機能(タグ付ももちろんOKです)
・ハイレゾ配信サイトからの音源ファイルダウンロード機能
・USBメモリからの音源ファイルインポート機能
・USBHDDの接続による大事な音源ファイルのバックアップ機能
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つまりは、「玄人筋なネットワークオーディオマニアさんもニコニコ大満足」なクオリティですし、「はじめて買っちゃうネットワークオーディオサーバ」としても、これから先を見越すと好適なんです。

 

 

一般的なリーズナブルなNASと性格を異にする点、ほかにもあるんです。

 

ひとつは筐体。しっかりした鳴きの少ない12mm厚のシャシーにファンレスな構造。HDDモデルは小型にも関わらず1.2kgの自重に及びます。オーディオ用途で利用する以上、この点は特筆すべき点かと。特にリーズナブルなファンレス機は最近無かったはず。

 

 

あとは脚。筐体底部に小さなゴム足が付いているのですが、これをバカにしてはいけないのです。I-O DATAさんのご見識によりますと、NAS本体の振動はHDDのシークに影響があり、しかも故障率の増減に大きく関わるという傾向、実は分かっているだそうです。ゴム足をして些細なことの様に思われるかもしれませんが、この点はさすがにPC関連機器のメーカーさんならではの配慮のように思うのです。

 

 

一目でわかる小ささ。手のひらに乗るサイズ。従って、置き場所に悩むことはないでしょう。オーディオラックの中にちょこんと置くのもOKでしょうし、小型のUSBDACと組み合わせて、机上のネットワークオーディオシステムを本格的に構築する事も出来ますよ。そうそう、Soundgenicを何台か並べて、それぞれジャンル違いの音源を収納することにより、ジャンル別ネットワークオーディオサーバを構築するのもよいでしょうし、ご自分用とご家族用のサーバを物理的に分けて、ファミリーで使ってみてもいいかもしれませんよね。

 

 

 

このSoundgenic、SSDモデルとHDDモデルが存在しております。ちょっと違いを見ていきましょう。

 

まずは当然ながら容量が異なります。いずれにしても不足はありませんね。
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SSDモデル(RAHF-S1):1TB ¥83,000(税抜)
HDDモデル(HDL-RA2HF):2TB ¥35,000(税抜)
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また明らかにサウンド基調が異なってるんです。
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SSDモデル(RAHF-S1):スッキリして見通しのよいハイファイ志向なサウンド
HDDモデル(HDL-RA2HF):押し出しの強いパワフルなサウンド
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これ、良し悪しというよりも個性の差です。理屈じゃなくてお好みのサウンドの方を選ばれるのはアリだと思います。で、それぞれの持ち味をベースにして、次項でご提案します様な “オーディオ的手法でチューン” を試みてみれば宜しいのではないでしょうか?

 

 

前項を受けまして。この手の機材は、各種のアクセサリー類によるチューンも視野に入るでありましょう。特に関心が高いこの分野、Soundgenicを用いて実際に試してみた結果から判断しますところ、この手のアクセサリーは十分にモノを言いますよ。ご期待頂きたく。

 

<USBインターフェイスでのケア>
お試しを兼ねた最も安価なものを例にしますと、iFi audioのiSilencer3.0のサウンドチューンはかなりおススメ出来ると思います。iSilencer3.0を介してSoundgenicにぶら下げたUSBDACのサウンドは、高域の落ち着きという点でオーディオ的に好ましい方向へしっかり変化してきますね。既にこの種のアクセサリーの効果を存分にご認識の玄人筋の皆さまにおかれましては、いっそ思い切って、ハイグレードなJCAT USBアイソレーターあたりも如何でしょう。こちらもグレード相応な姿でキッチリと変化してくるのがとっても印象的なのです。

【 お得な Soundgenic HDDモデル + iSilencer3.0 セット をご用意しています 】

 

Soundgenicは背面にUSBポートとして、USB3.0とUSB2.0の両ポートを用意しています。ここでTIPS。Soundgenicの内部仕様を鑑みまして。まずはUSB2.0にUSBDACを接続してみては如何でしょうか?ハイレートの音源の場合USB2.0ですと音飛び等発生する場合があり、その際はUSB3.0ポートをお試し頂ければ宜しいかと。

 

<電源周りでのケア>
この手の機器は当然ながら電源方面のケアを試みようとなさる方が多いと思われるのです。そこでファーストチョイスとなるのが以下の二つでしょう。

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iFi audio iPower 12V
iFi audio iPurifier DC
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この点は、製品の安全性に関わる法規の関係でメーカーさんには立ち入れないセンシティブな領域となる旨、懸命なオーディオマニアの皆様はしっかりご認識の事かと存じます。従って、「あくまで自己責任」にて行うチューンでございまして、この点のあれやこれやをメーカーさん達にサポート依頼する行為、不安なおキモチは重々承知しますものの、やっぱり本筋として外れているように感じます。みな「オトナ」でございますから、そこのところは空気を読んで頂けますと幸いです。踏まえまして、そんなときにこそご相談頂きたいのが私たちのような店舗なのです。オリオスペックでは可能な限り、そのようなサードパーティ製の電源周辺アクセサリーのコアなご質問に対してもフォロー出来るよう頑張っていきたいと思っております。

 

Soundgenic、HDDモデルもSSDモデルも、共に12Vで動くのです。が、ここで注意が要ります。実は、SoundgenicはHDDの方が消費電力が大きいのです。そのため、iPower12VではボルテージはOKであるもののアンペア数で少しばかり必要な要件に届きません。この点、機器の動作安定性には大変重要な要素となります。例えば、HDDモデルのUSB端子にリッピング用ドライブやバックアップ用HDDを接続していた場合などは、供給電力が足りずに動作が安定しない恐れがあります。ちなみにオリオスペックによる検証時の挙動ですが、現時点のHDDモデルをベースにしますと、USBDACのみを接続している場合や単にストリーミングサーバとして利用する場合については Soundgenic が起動する事を確認しました。しかしながら、これはその条件下の挙動に限られまして、外部接続機器の要件に差異がある場合や今後のファームウェアアップデート等を起因とした細部の仕様変更が生じた場合の安定動作については正直不明瞭と認識せざるを得ません。ですので、ご不安を覚える方は純正のACアダプターを利用すべき、と存じます。ちなみに、SSDモデルの場合はiPower12Vでも動作要件を満たしておりますので、安定挙動に問題はないもの、と推測しておる次第です。
※iPower12Vをご利用の場合は、別売りのEIAJ4変換プラグを要します。(以下の記述をご参照ください)

 

【 iFi audio製品と組み合わせて使える、EIAJ4規格変換ハイクオリティケーブル Red Barrel Cable  はこちら 】

 

では、純正ACアダプターで使おうとした場合のHDDモデルのお話に少し踏み込みましょう。開口さんによりますと、Soundgenicに付属しているACアダプターは、I-O DATAさんの社内においても出来得る限り音質へ配慮したものを採用している、との事。では、これを活かす形で模索してみましょう。そこで候補に挙がるのがiFi audio iPurifierDCとなります。このアクセサリーもご存知の方が多く、また人気がありますよね。さて、ここで留意点を。Soundgenicの本体、そして純正ACアダプターのコネクターやプラグの形状は、iPurifierDCのプラグやそれに付属した変換プラグのそれと比較しますところ、実は異なっております。ですので接続のためには適合する形へのプラグ形状の変換が必須です。で、そこで朗報がございます! iFi audioの輸入元トップウィングさんが、Soundgenicにも適合するEIAJ4のオーディオグレード変換コネクターセットをリリースしてくれました。その名も「Red Barrel Cable」 です。クオリティに配慮して製作されているという触れ込みなこの変換コネクターセット、Soundgenicのリリースに合わせて発売された次第。これをフルに活用して、純正ACアダプターをオーディオグレード化してみましょう。

 

【 お得な Soundgenic HDDモデル + iPurifierDC + Red Barrel Cable セットをご用意しています 】

【 iPurifierDC + Red Barrel Cable バンドルセット はこちらです 】

 

ちなみに気になる電源周りのチューンの様子でございます。iPower12VもiPurifierDCも、滑らかなエッジと伸びやかさが特徴的なサウンド基調へ変化してきます。Soundgenicを製造しているI-O DATAさんにおいても付属させるACアダプターで音が変わる事実にお気づきだそうですので、この点を踏まえますと、Soundgenicでの自己責任的電源チューンは目指すべきオーディオ的頂きとしては間違っていない方向のように感じる次第です。

 

きっとこんなお声もあるのではなかろうか?っと。「いやいや、おカネを掛けないでなにか出来ることはないの?」
はい、わかりました。ちょうどよいネタがありますよ。I-O DATA 開口さんおススメの使い方をご案内差し上げます。ちょっとお手元のSoundgenicを立ててみてください、姿としましてはハイレゾシールが下に向くように。さて、何か変化を感じられましたか? 開口さんによりますと、これ、HDDの物理構造からそんな兆候が起こり得るんじゃないのかしら?との事。なかなか興味深いですよね。違いに興味のある方は是非お試しください。

 

 

 

ざっとしたご案内ではございますが、今年のオーディオ向NAS界隈を騒がせそうな新製品 I-O DATA 「Soundgenic」の概要に触れてみました。オリオスペックでもリリース前から予約殺到で、想像を超える皆さまのご関心の高さに驚いておる次第。店頭には、Soundgenicの実機と本文で例に挙げましたチューン用アクセサリーをご用意しておりますので、是非体験しにいらしてください。お待ちしております!

 

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