めっきり寒くなりましたね。今年も残すところわずかとなりましたが、皆様の今年のオーディオ生活はいかがでしたか? 充実してましたか? いや、悩みつづけた一年でしょうか?
皆様いろいろありましょうが、世間の風などお構いましに本年最後のオリオスペックがお届けするオーディオイベント、2017/12/16(土)に開催となります。
さて、今回のテーマです。SOULNOTEのフォノイコライザー E-1とD/Aコンバータ D-1との両モデルに通ずる設計思想の解説と比較試聴を通じまして、アナログオーディオとデジタルオーディオの間に存在する “類似性と相違性” を体験してみようと思うのです。
『何故、こんな高尚なテーマとなったのか?』
裏をお話しますと、時は春先、それは両機種の設計者であるCSR加藤さんによる一言からでした。
「私からしますとね、このDAコンバータ D-1もフォノイコライザー E-1も技術的な視点では実は全く同じことをやってるんですよ。ええ、違いは無いんです。D-1の設計に至るきっかけは、E-1で実現出来たサウンドがその原点になってましてね。カテゴライズは違うんですけど、設計者から見れば、このD-1もE-1もいわば双子のようなものなんです」、と仰る。挙句の果てには、「私、DAコンバータとフォノイコライザーをデジ・アナでわざわざカテゴリ分けして、別々なものの様に設計するのにはどうにも違和感を覚えてるんですねー」、なんて笑って仰るわけです。
それを受けたオリオスペックの面々、その “不敵な笑み” に対して大いに興味をひかれたのであります。だって世の中ってヤツは、『アナログ VS デジタル』な対立構図でステレオタイプに議論を展開したりして、その優劣を争わせようと仕向けてるじゃないですか。『こりゃオモシロイ切り口ですわ。その視点で斬り込むイベント、やりましょうよ!』という話に至り、早くも半年以上が経過しました。そして、とうとうその日はやってきました。2017年最後にお届けするオリオスペックオーディオイベントの総決算でございます。
ということで、今回のゲストも例によりまして、SOULNOTEブランドを擁するCSRの設計者・加藤さんです。加藤さんはこの企画に至る種を撒かれた張本人でいらっしゃいますので、至極当然ご参加頂く次第。で、年末に相応しいスペシャルなゲストとしまして、ホームオーディオやカーオーディオの評論で皆様お馴染みの土方久明さん。加え、毎度お馴染みのオリオスペックS壱号・S弐号も賑やかしでご一緒させて頂き、ほぼほぼいつものメンツではございますが、皆様と年末最後のオーディオ与太話を楽しく繰り広げたいと考えております。
で、これも今回のスペシャルコンテンツ。SOULNOTEのフォノイコときましたら、タイミング的に申しますとフラッグシップを飾る新製品です。物量・機能共に弩級なフォノイコライザー E-2でございます。バリバリなハイエンドを張るプレミアム機、この解説&試聴の機会も設ける予定です。こちらもどうぞご期待くださいませ。
2017年の最後を飾るオリオスペックのオーディオイベント。例のとおり、皆様とワイガヤで締めてみたいと思います。師走のお忙しい最中とは存じ上げますが、どうぞ奮ってご参加くださいませ! 今回も本気モードです。
開催要領は以下をご参照ください。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
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日程:平成29年12月16日(土)
場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
時間:14:00~16:00
定員:20名様程度
申し込み方法:メール( pcaudio@oliospec.com )または
お電話 03-3526-5777 にてお申し込み下さい。
※先着順にて受付とさせて頂きます。(定員になり次第受付終了となります)
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